カラーリムーバー(脱染剤)で黒髪が明るい髪色になって喜んでいたのもつかの間、その後カラー(白髪染め)したら、真っ黒に色戻りしました。
せっかく脱染剤で明るい髪になったのに、なかった事に…
この記事ではカラーリムーバー後のカラーで色戻り(黒戻り)してしまった理由と、色戻りしないための方法を紹介します。
本文ではさらに詳しく書いていますので、カラーリムーバー後にカラーや白髪染めをする方はぜひ参考にしてください。
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カラーリムーバー(脱染剤)後にカラーしたら失敗!真っ黒に色戻り
まずはカラーリムーバー(脱染剤)前後の髪色の画像から(1回目)
カラーリムーバー初体験。黒すぎる髪がすごく明るくなって白髪も分からないし最高!!と思っていました。(この時のくわしい記事はこちら。脱染直後から3日目までの髪色がわかります)
ところが、カラーリムーバーで脱染後4日目にカラーをしたら黒戻りしました…。
分かりにくいかもしれませんが、脱染前より黒くなってしまったんです!!(海苔のような色でした)
ちなみに何を使ったかというと、美容院専売品のカラー(ナプラというブランドのもの)をセルフで使いました。白髪染め用ですが、かなり明るい色です。色見本はこんな感じ。
実はカラーリムーバーのことを調べた時に脱染後すぐにカラーをすると暗くなりやすいので、2トーンアップで染めたほうがいいと書いてあったサイトがいくつかあったので、黒くなるかもしれないとは思っていたんです。
なので、上から2番目に明るい色で染めてみたのですが見事に黒くなりました。
なぜ美容院カラーを使ったのかというと、コスパ・発色・カラーの豊富さ・持ちが良いからですね。美容院が使用しているカラーなので、当然ではありますが。
脱染後のカラーで失敗してしまったんですが、このとき実はオキシを3%にしていたんです。
美容院カラーは1剤と2剤(オキシ)を混ぜて使うのですが、オキシはいくつか種類があって代表的なものが3%と6%なんですね。で、3%は髪が傷みにくいけど色が暗くなりやすい。6%は髪は痛むけど色が明るくなりやすい。脱色作用の違いがあるんですね。市販のセルフカラーは、トーンが明るいほど脱色作用が強いです。
カラーリムーバー後にはアルカリカラーをすると黒戻りしやすいから、6%のオキシを使うべきだったんです。ただ、1剤にかなり明るい色を選んだので、いけるかどうか試したかったのですが見事にダメでした。
なので、脱染をやり直して2回目はオキシ6%で染める事にしました。
2回目のカラーリムーバー(脱染剤)後の髪色の画像です。
今回は1回目の時に毎日色戻り(黒戻り)していくことが分かっていたので(くわしくはこちらの記事に書いてあります)、待ち時間を多くしてかなり明るい色にしてみました。
やってみたら分かってもらえると思うんですが、暗い髪より明るい色のほうが顔が明るく見えるし、テンションが上がります!
で、ドキドキしながら今度はオキシ6%、色も私が使ったカラーの色見本でいちばん明るい11トーンの色で脱染2日後に染めてみました。
こちらの色見本のカラーにしてみました。
この時使ったのはミルボンというメーカーのものですが、白髪染めの中でいちばん明るく染まるものを選びました。
どうでしょうか?とりあえず真っ黒になるのは避けられてホッとしたのですが、思っているほど明るくはなりませんでした。(肉眼で見ると暗めの茶色です)
おうちでコスパ良くキレイに染められるミルボンの白髪染めについては、こちらの記事でくわしく説明しています。ミルボンの白髪染めは、液がゆるめですごく塗りやすくムラになりにくいです。美容院のカラー剤なので、市販のセルフカラーのものとはツヤ・手ざわりが違いますよ。
脱染後にアルカリカラーをするなら、11トーンくらいあれば真っ黒は避けられると思います。(永久染毛剤の場合)私は地毛が真っ黒で太い髪なので、地毛が明るい&細い髪の人ならもう少し明るくなるかもしれません。
脱染後にカラーしてみて、もしカラーリムーバー後に明るい色に染めたいなら、ふつうのカラーや白髪染め(永久染毛剤)は使わないほうがいいと思いました。今回は美容院カラーを使用していますが、市販のセルフカラー染料剤でも明るくなりにくいと思います(個人差はあると思いますが。11以上のハイトーンカラーならいいのかも)。
ではどうしたらカラーリムーバー(脱染剤)後のカラーで色戻りしないで明るく染められるのか?その方法を書いていきたいと思います。
カラーリムーバー(脱染剤)後のカラーで色戻りしない方法や注意点
脱染後にカラーをすると黒髪に戻る理由は、化学反応が起きるからです。どういうことかというと、脱染剤は染料と色素の結びつきを切っているだけなので、髪には色素が残っているんです。
なので、アルカリカラーに入っている酸化剤と髪に残っていた色素が結びつくとまた黒い髪に戻ります。つまり、髪色が元に戻らないようにするには、酸化剤の入っていないカラーをすればいいのです。
カラーリムーバー脱染剤後のカラーで色戻りしない方法は、酸化剤が入っているカラーで染めないこと。
一般的に「永久染毛剤」と言われている2剤を混ぜるタイプのカラー剤には酸化剤が入っています。
酸化剤の入っていないカラーとは、ヘアマニキュア・ヘナ・カラーバター・カラートリートメントなどです。
私の場合も最初からこれらを使えばよかったんですが、使い慣れてないのでいつものカラーで思った色に染められるか試したかったんです。
追記:脱染後の髪にカラーセラムを使って染めてみました。
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もし私のように、ヘアマニキュア等に抵抗がある方には脱染剤のみでカラーはしないことをオススメします。
なぜなら、カラーリムーバー後すぐは(とくに当日は)髪が明る過ぎるのですが2~3日後くらいには暗くなってきて丁度いい色になります。(脱染後の髪色の変化はこちらの記事を見てください。)
どれくらい色を抜くかにもよりますが、ヘタにもう1度染めるよりはそのままの方が色が暗くならないと思います。髪色にきびしい職場に勤めている方はむずかしいかもしれませんが、とりあえずカラー剤だけ用意しておいて、どのくらいの色になるか様子を見てからのカラーでも遅くないと思います。
私は2回レブロンカラーリムーバーを使って脱染してみて、髪も傷まないしすごく気に入りました。今後も何回もやると思います。
染めた髪色が黒すぎた…という場合には、ぜひ1度やってみて下さい。
脱白髪染めの第一歩にもオススメですよ。
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まとめ:カラーリムーバー(脱染剤)後のカラーは酸化剤が入っていないものがおすすめ
黒染め落としにすごく便利なカラーリムーバーですが、脱染剤後のカラー選びに失敗してしまうとまた黒い髪に戻ってしまいます。
そうならないためにもカラーリムーバー後はそのまま色が落ち着くのを待つか、ヘアマニキュア・ヘナ・カラーバター・カラートリートメントなどの染料で染めると黒髪への色戻りを防げます。
カラーリムーバーを使って髪色が明るくなると一気に気分が上がってハッピーになれますが、その後のカラーに失敗すると気分が一気に沈みますので注意してくださいね。
\髪も心も明るくなれる/
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